ヘルログ

死と地獄の大君、ヘルデスタイクーンについてもっと詳しくなるためのブログです。

キャラクターが好きであるということ

最近というわけではありませんが、今はどんな作品を見ても大抵キャラクターと呼ばれるものが存在し、人々は自分の好きなキャラクターがいるかいないか、そういうところでその作品を判断したりします。

多分売る側としても、魅力あるキャラクターを作っておいて損はないと思います。一人でも好きと思ってもらえるキャラクターが居れば、その作品を見たり、買ったりしてくれる人が増えるわけです。

もちろん僕にも好きなキャラクターは居ますし、好きなキャラクター目当てで作品を見たりすることは多いです。

ですが、一つ思うことがあります。

人には好みが存在します。当然ですが、好みがある以上、好きなキャラクターが似通うことは少なくないでしょう。例えば眼鏡が好きなら色々な作品の中でも眼鏡をかけたキャラクターがお気に入りになることでしょうし、例えばお姉さんっぽいキャラが好きならお姉さんっぽいキャラクターがお気に入りになることでしょう。

問題はここからです。キャラクターが可愛い、キャラクターが好きでたまらない。分かります。が、果たして本当にそのキャラクターが好きですか?

大きなお世話です。別にその人がどんなキャラを好きになっても僕がとやかく言う権利はありません。ただ、聞いているとキャラクターそのものが好きなわけではなく、キャラクターに付随する好みの要素が好きなのであって、極論を言えば別にそのキャラクターではなくても良いのでは?と思ってしまうことや、思ってしまう人を見ることがあります。

人の好みは千差万別ですし、人の欲求も千差万別だと思います。ですが、その扱いをするのであれば、別にそのキャラクターである必要は無いのでは?と考えさせられることが、最近増えている気がします。もちろん、僕の勘違いや被害妄想である可能性は高いです。

そのキャラクターが好きな理由の中に、そのキャラクターである必要性、そのキャラクターのバックボーン、その他、他の似たような要素を備えたキャラクターとの違い、他のキャラクターと比べた時の独自性、そういったものをきちんと含んでこそ、初めてそのキャラクターのことが好きである、と言えるでしょうし、そうでなくてはならないのでは無いでしょうか。

少なくとも僕は、似たようなキャラに安易に性癖をぶつけることがないよう気をつけています。少なくとも僕は、ですが。