継続するということ
継続は力なりと言います。
継続することは素晴らしいことです。何事も続けていれば、確実に何らかの点で続けていない人を上回ることが出来ます。
シンプルな言葉には、それだけの意味があり、それだけの理由があると思います。
継続は力なり。
簡単なことです。何も難しいことはありません。継続することの大切さを説いているだけの、ごく簡単な六文字の文章です。
では何故このシンプルな言葉が今日もなお語り継がれているのか。シンプルなことは、言い換えれば単純なことです。単純だからといって、簡単なことというわけではありません。そこが肝になっていると思います。簡単に見えることと、実際にやってみてどうか、それはまったく別です。
継続は力なり。
人間は愚かです。人間は道具を使う唯一の動物だと言いますが、それは楽をしようと言う思い、怠惰の感情があって、初めて人間は道具を手にしたのだと思います。今の社会があるのは、人間のそういった負の面があってこそといえるでしょう。
つまり、人間は怠惰を愛しています。人間の本質であり、本能の部分です。道具を手にする以前から、人間は怠惰を求めていたのですから。
継続は力なり。
この単純なことを実行出来ないのは、人間が怠惰であるからです。だからこそ、この単純な言葉を言葉通りに行える人間は、力を得ることが出来る。力を得るのに簡単な道のりなどありません。継続することの難しさは、改めてここで述べる必要も無いでしょう。僕もそろそろ飽きてきた頃ですが、力が欲しいのでがんばっています。