ヘルログ

死と地獄の大君、ヘルデスタイクーンについてもっと詳しくなるためのブログです。

日記を書くということ

知り合いや家族に、日記をつけている人がいます。僕はつけていません。つけていたら多分ブログを書いてないし、つけていればブログだって書けると思います。

日々の出来事というのは、あまりにも刺激が少ないということです。

たとえば今日のことを日記にしてみましょう。今日といっても今日ではなく、これを書いているのは21日なので時系列的には今日ではありませんが、今日です。そういう融通が利くのもブログのいいところでしょう。日記は今日の出来事を書くものです。

今日、僕はこのブログの存在を思い出しました。前々から思い出していたのですが、ちょうど書きたい事もあるし書くか、というところまで至ったのが今日です。あとはそうですね、昼はザルうどんを食べました。夜は豆腐と餃子を食べました。暑かったので涼しいものが良かったんです。以上終わり。食事だけしか書く事の無い、囚人の日報みたいになってしまいます。

よく本を読むと、作家さんがあとがきに苦心する様を見かけます。諸々あってページ数が決まるのは置いておくとして、刊行ペースとあとがきのページ数、たとえば三ヶ月ごとに原稿用紙4枚のあとがきを書けと言われたら、多分僕も困ります。三ヶ月に一度必ず面白い事が起こるわけでもなし、ちょっと面白い事があっても別にメモを取っておくでもなし、そもそも近況報告ってどんな報告をすればいいのか……苦労は尽きません。

日記を書く人とは、一体どんな内容を毎日書いているのでしょうか。気になって仕方がありませんが、人の日記を読む事はマナー違反とされます。アンネ・フランクには憐憫の情を禁じえません。